顧客リストに、利益が眠っている──中小通販が「新規獲得」より先に見直すべきこと
(LoyalLoop連載 第1回/全4回)
広告費は上がり、新規獲得は頭打ちになっている
多くの中小通販事業者が、いま同じ壁に直面しています。広告の単価は年々上がり、同じ予算では以前ほど新規のお客様が集まらない。かといって獲得を止めれば売上が落ちる──。新規獲得への依存度が高いほど、この構造は経営を圧迫します。
ここで一度、立ち止まって考えたいことがあります。売上を伸ばす方法は、本当に「新しいお客様を増やすこと」だけでしょうか。
一番の資産は、すでに手元にある
答えは、多くの場合「いいえ」です。あなたの通販には、これまで購入してくださったお客様の受注データが蓄積されています。誰が、いつ、何を、いくら買ったのか。この履歴は、お店にとって最も確実で、最もコストのかからない資産です。
一度購入して離れてしまったお客様。あと一押しで優良客になりそうなお客様。しばらく音沙汰のない、かつての常連。こうした方々一人ひとりに適切なアプローチができれば、新規獲得に頼らずとも売上は積み上がります。既存顧客への働きかけは、新規獲得に比べてコスト効率が高いことが、通販の利益構造として広く知られています。要は、顧客リストの中に、まだ動いていない利益が眠っているのです。
「分析して終わり」で止まっていないか
とはいえ、「既存顧客が大事」というのは、多くの事業者がすでに理解していることでもあります。問題は、それを継続的な行動に落とし込めているかです。
よくあるのが、分析ツールでレポートは出せるものの、そこで満足してしまうパターンです。きれいなグラフはできた。優良客の割合も分かった。しかし「では、明日、誰に、何を送るのか」という次の一手につながらない。施策を打っても、それが本当に売上に効いたのかを確かめないまま、また次の分析に戻ってしまう。これでは、労力をかけた分析が売上に還元されません。
必要なのは「一度きり」ではなく「ループ」
顧客育成で成果を出す事業者に共通するのは、分析 → 施策実行 → 効果測定という一連の流れを、一度きりで終わらせず、回し続けている点です。分析で狙うべきお客様を見つけ、施策で届け、効果を確かめ、その学びを次の分析に返す。この輪(ループ)を回すほど、施策の精度が上がり、優良顧客が着実に積み上がっていきます。
理屈はシンプルです。しかし中小通販の現場には、専任の分析担当も、施策を考え続ける時間も、十分にはありません。だからこそ、このループを回す部分を仕組みに任せる発想が必要になります。
AIとループを回す、という選択肢
私たちが提供する顧客育成アプリ LoyalLoop(ロイヤルループ) は、まさにこの「ループを回す」ことに特化しています。ネクストエンジンの受注データを起点に、見る(分析)→ 動く(施策実行)→ 伸ばす(効果測定) の3ステップを、AIのサポートで簡単に回せる仕組みです。分析が苦手でも、次の一手はAIが提案し、そのままメール施策として実行できます。
次回は、この「見る・動く・伸ばす」の3ステップが具体的に何をするのかを、順を追って解説します。
LoyalLoopは、ネクストエンジンユーザー専用の顧客育成アプリです。購入申込月の月末まで無料でお試しいただけます。
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